普段、意識しないで行っている呼吸。口呼吸と鼻呼吸どちらでしています?
なんと日本人の約半数、また小学生以下の子供は約8割が口呼吸しているといわれています。別に口から吸おうが鼻から吸おうが同じ空気を吸うことには変わりないじゃないかと思われるかもしれませんが、実は呼吸の仕方が疲労回復に大きく関わってくるのです。
それでは実際、鼻呼吸と口呼吸はどのような違いがあるのでしょうか?
目次
1. 鼻呼吸
2. 口呼吸
3. あなたの呼吸チェック
4. なぜ口呼吸が多いのか?
5. まとめ
鼻呼吸
私たちが吸い込む空気には酸素や窒素の他にさまざまな病原菌が含まれています。しかし、その病原菌の50%~80%は鼻の粘膜に吸着されて処理されます。また、鼻呼吸は吸い込んだ空気の加湿をしてくれるので、冷たくて乾いた空気でも鼻腔で温められ、湿度を含んだ状態で喉まで到達します。
そのまま肺に到達する空気ですが、加湿が不十分だと肺胞の粘膜になじみにくく、酸素がスムースに吸収されません。
このように鼻呼吸は人間の免疫や酸素の運搬に大切な役目を果たしているのです。 酸素重要性については先の項目で書きましたが、ミトコンドリアは酸素がなければエネルギーを生産することができないため、疲労回復には酸素供給がとても大切なことがわかると思います。
また、人間はなから息を吸うことにより、頭蓋ことの微細な動きを作り出しているます。
そして、その動きは脳脊髄液を循環させる上でも大きな役割を果たしています。
口呼吸
口呼吸で吸引した空気はそのまま喉まで行ってしまい、喉の粘膜が様々な秒遠近に侵されることになります。そして、くうきが鼻腔を通らないと、汚れが溜まり、常にジメジメした状態になるため、鼻腔や副鼻腔に細菌やウィルスが増殖しやすくなります。
その結果、免疫力低下酸素が吸収されにくい状態が慢性的に起こってしまいます。また口臭、歯周病、虫歯にもなりやすくなり、唇の筋肉が弱くなってしまい口が開きやすくなります。
呼吸チェック
このことから寝ている間のいびき、歯ぎしりの原因となりかおもむくみやすくなり美容にも悪影響を与えます。口呼吸は自覚がなく続けてしまっている人がほとんどなので、口呼吸になっていないか以下をチェックしてみましょう。
一つでも当てはまれば口呼吸をしている可能性があるので注意しましょう。
なぜ、日本人は口呼吸の人が多いのか?
人間も他の動物と同じように、赤ちゃんのときは母乳を飲むため無意識に鼻呼吸をしています。
ところが、しゃべり始める時に言葉と一緒に口で呼吸することを覚えてしまいます。呼吸は鼻で行うより口でえ行った方が楽なので、そのまま口呼吸定着しています。
日本では離乳の時期は1歳前後が常識ですが、海岸では3,4歳が常識です。おしゃぶりや授乳を1年でやめてしまうと、鼻呼吸が定着する前に口呼吸を覚えてしまいます。外国人の方に鼻呼吸が定着しているのは赤ちゃんのコロの習慣が大きいと言われています。
しかし、ご安心ください。大人になってからも口呼吸は強制できます。舌の正常な位置は上顎にペタッとくっついている状態です。上の前歯2本の内側に少し奥に舌の先端がくる感じです。
また、この矯正を数時間おこなっただけで、矯正前と比べ、握力、背筋力などの体力や計算力などの集中力が高まるという結果も報告されています。
まとめ
口呼吸から鼻呼吸に転換するというのは、いつでもどこでもできる健康法です。
しかも、鼻呼吸にするメリットは非常に大きいものです。普段から忙しく休みたくても休めない人はそれこそ風邪などひいていられません。
少しでもいいので是非チャレンジしてみましょう。
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